商品にあった演出方法等、具体的な放送内容を商品納入会社と制作スタッフで打合せのもと台本を制作し、ここで必要素材やロケの必要性等が検討される。
　ロケが必要な場合は、この期間で内容をつめてロケを行い、スタジオ収録までに編集作業を行う。

　放送直後から注文受付が開始される。その期間は2週間程度となる。

一般的なテレビ局制作におけるテレビ通販番組への提案から放送までの流れとなります。

　テレビショッピングに出品したい商品について、テレビショッピングの特性に対応したパッケージ化や値段設定を検討すると同時に、テレビ用にどのような演出ができるかをまとめて、番組の担当バイヤー（MD）に商品の提案を行う。
　その提案をもとに、担当バイヤーとの商品選定会議に向けた調整を行う。

　テレビ局の制作スタッフを含めた会議にて、商品の選定が行われる。
　各担当バイヤーから提案される商品を、放送時期やその他の商品とのバランス等を考慮しつつ、どの商品を採用し、放送するかを検討していく。
　2週間～1ヶ月程度の放送分の商品をまとめて選定することが一般的である。

　商品選定会議の結果を受けて、最終的に放送される商品が決定される。
　その段階で、その局が制作しているどの番組（午前枠・午後枠・深夜枠等）で放送するかや、その放送日程について調整が行われる。
　決定した番組・放送日ごとに、今後のスケジュールが決定される。

　1週間程度の放送分をまとめてスタジオ収録を行い、この時デモンストレーターの商品説明と共に、出演者の局アナやタレントが商品を試したり、そのロケ映像を見たリアクションにより、商品のすばらしさを伝えていく。
　放送日までに、この収録素材の編集を行う。